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糖尿病領域でのMRを目指す方

  • スペシャリティ・専門領域

diabetes_img01糖尿病領域は企業によってはプライマリー領域に属している場合も多く、糖尿病領域だけを他のオンコロジー領域や中枢神経領域などのように領域制をとっている企業は少ないと思います。しかしながら、癌や自己免疫疾患、中枢神経系の疾患に並ぶ今後注力されていく領域とも言われており、プライマリー領域の中でも中心となっていく領域と言えます。糖尿病領域のMRを目指す方は、訪問診療科や取扱薬剤をポイントに探すと求人が探しやすいと思います。

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この領域のトレンド

糖尿病はこれまで、SU剤やα-グルコシダーゼ阻害薬、ビグアナイド系薬剤が中心でしたが、日本においては2009年頃に初めて上市となったDPP-4阻害薬や2013年~2014年にかけ上市となったSGLT2阻害薬などの画期的な新薬がラッシュとなっている注目の領域です。

糖尿病領域で求められる経験/スペック

転職市場では、糖尿病領域の採用について下記のようなことがよく求められています。
糖尿病領域の薬剤を扱った経験をお持ちのMRや循環器領域で活躍されてこられたMRの方が応募できる傾向がみられます。
SU剤やビグアナイド系の昔から使用されている糖尿病治療薬を扱った経験者の方からDPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬、またはインスリンの注射など製剤、剤型を問わず、何れか一つでも扱った経験をお持ちのMRでしたらこの領域への応募は十分に可能と言えます。
求める訪問診療科の経験としましては、内分泌代謝、小児内分泌や糖尿病・生活習慣病クリニックなどです。上記の薬剤を仮に扱うことが無い場合でも、成長ホルモン製剤などで小児内分泌の医師を得意とされている場合にも応募が可能となります。
また、糖尿病では自己注射器を使用される患者さんもいることから、医薬品とデバイスの経験者なども自己注射を扱う企業などは対象となると思います。※デバイスのみはNG
その他としては、病診連携や地域連携に関わった経験や、講演会、研究会の企画・実施経験、普段よく行っている説明会など、担当施設ごとに若干片寄はありますが、このような点を面接では問われることが多いようです。

糖尿病領域の概要

主に1型糖尿病と2型糖尿病を指します。1型糖尿病は、インスリンの欠乏を成因とする糖尿病、2型糖尿病はインスリン分泌低下と感受性低下の二つを成因とする糖尿病です。
訪問先としては、内分泌代謝内科、糖尿病、生活習慣病専門医、小児内分泌科などです。

採用事例

内資系製薬企業に勤務の30歳の方の場合

特に糖尿病を専任で担当していたわけではなかったが、糖尿病治療薬(DPP-4阻害薬)を上市時から扱っていたため、本人も思い入れのある製品で、かなり知識を蓄え、医師に対して処方提案を行うなど、プライマリーの中でも特に力を注ぎ積極的な活動を行ってこられ、今後の糖尿病治療薬上市に向け、即戦力としての期待も込め採用に至った。