スペシャリティ・専門領域を高めたい
新薬の販売経験がない方や今後も新薬の上市予定がない、プライマリー領域の経験しか持っていない等、今後のキャリアに不安を抱かれるMRの方も少なくないと思います。
昨今、MRは量より質の時代に突入し、ドクターからより専門的な情報提供を求められるようになったことから、多くの製薬企業がMRに対して『専門性』を重視した採用活動を行うようになってきました。
実際、中途採用での専門領域MRの募集では、同領域の経験を3年程度以上有していることを応募条件として設けている企業が多く、プライマリー経験のみの方の場合には非常にハードルが高くなっている実情です。
しかしながら、そうしたMR転職市場の中でも、企業やタイミングによっては領域経験を問わずプライマリー領域MRのみのご経験者も応募可能な専門領域MRの求人募集が出ることもあります。(特に若手の方であれば領域経験よりもポテンシャルを重視される傾向あり。)
より専門性を身に付けられる仕事をしていきたい!そのために、プライマリーMRとして領域問わず医薬品を扱っている今の働き方は卒業し、オンコロジー領域や希少疾患、免疫領域や中枢神経領域、バイオ製剤など、専門領域に特化したMR活動を行いたい!というMRの方は応募のタイミングを逃さぬように情報収集を行っていただきたいと思います。
どのような活動内容・スキルが専門領域MRの転職市場では評価されるのかは、各領域によっても異なります。
それらを知ったうえで効率的な転職活動を行っていきましょう。