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ベテランMR-ベテランMRの仕事の見つけ方
職種別情報
ベテランMR 目次
- Chapter01 「ベテランMRとは」»
- Chapter02 「ベテランMRの仕事の見つけ方 」»
ベテランMRの仕事の見つけ方
これまで、当社からのご紹介で過去に決まった事例を振り返り、どのようにしたら、早期に再就職を迎えられるか考えてみました。 ベテランMRの方の多くは年齢も高い為、以下のような理由を持つ方が多くみられます。
- 家族の介護で両親と同居もしくは近くに住みたい。
- 家を建て、持家の為、そこから通勤したい。
- 子供の転校が困難なため、現住所から通勤したい。
- 早期退職で手を挙げたが、次が見つからず離職期間が長引いている。
- 年収や雇用形態に拘りが強く次への一歩が踏み出せない。
などこれ以外にも様々な理由があると思いますが、大きく分けて、勤務地、年収、雇用形態に分けられると思います。
早期に見つけるPoint.1(勤務地)
勤務地に拘る場合、3つの条件の中で一番難しいと感じています。もうそろそろ勤務地を落ち着かせ仕事をしたいという方も多い年齢だと思います。しかし、仕事を取るか、勤務地を取るかというぐらいの思いを持っていただかなければ、なかなか再就職先は見つかりません。その為、履歴書などの希望欄には、全国勤務可の記入をおすすめします。
もし全国勤務可ということができない場合でも、3都道府県以上の勤務地で書類を提出することをおすすめ致します。
やはり、もともと全国転勤のあるMR職です。企業も戦略的に人員配置を行い、成長に繋げていると思います。また、初任地が叶ったとしても、何年後に転勤があるのかもわかりません。そういった点では、はじめから「全国勤務可能です!」と気持ちよく伝えたほうが良いかと思います。
早期に見つけるPoint.2(年収)
年収についてです。お子様が大学進学など重要な時期にあたる年齢の方も多いと思います。その為年収については、転職において重要なファクターでもあると言えます。
製薬メーカーから製薬メーカーへの転職時には現職と同等またはそれ以上で対応が可能な場合もあります。しかし、CSOとなりますと、コントラクトMRの場合には平均的な上限で850万円程度となっています。製薬メーカーで1,000万円以上の年収の方はかなりのダウンにつながりますが、MRから他業界への転職をした場合でも、ダウンは避けられないと思います。他業界で探すよりもCSOは優遇されていると考えていいと思います。
早期にみつけるPoint.3(雇用形態)
雇用形態については、CSOの場合契約社員となる場合が多いと思います。この点については、契約更新なし、契約解除など契約社員としての不安も多々あると思いますが、それでも2年間、PJ(プロジェクト)に配属されている間については、年収を確保できます。
正社員に拘るがあまりに、その機会を見失わないようにすることが重要です。
また、一度辞退をされた企業には、再応募がかなり難しくなり、なかなか受け付けて頂けない場合も多く、後になって契約社員での入社を希望されても受け付けて頂けないので、正社員、契約社員の選択に関わらず、これまでの勤務地や年収などについても、考えや優先順位をしっかりと考え、その軌道修正については早めに行い、確実に再就職を勝ち取って下さい。
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