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コントラクトMRの雇用形態
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コントラクトMRの求人情報
MRのご経験をお持ちの方はもちろん、業界未経験の方もチャレンジできるコントラクトMRの求人を網羅しております。
コントラクトMR 目次
- Chapter01 「コントラクトMRとは」»
- Chapter02 「コントラクトMRの雇用形態」»
コントラクトMRの雇用形態
コントラクトMRはCSOに入社し、クライアントの製薬企業や医療機器メーカーに配属され活動します。
雇用形態は、各CSOで年齢により正社員と契約社員に分かれます。早いところでは45歳以上、遅くとも50歳以上は契約社員での入社となります。
正社員、契約社員については、入社時の年齢により決定する場合が多いです。入社後に規定の年齢に達した場合に契約社員へ切り替えが行われる企業もありますが、正社員のまま更新していけるCSOもあります。またコントラクトMRは全員契約社員としている企業もあります。こちらは、コントラクトMRとしての期間(約2年~3年)を満了後、配属先への転籍などを推奨しているCSOとなります。
未経験からMRを目指す場合にも一部の企業では契約社員での入社となり、研修終了後プロジェクト配属と同時に正社員化という企業もあります。
正社員と契約社員
★一番の違いはプロジェクト満了後の待遇です。
約2年から3年のプロジェクトを無事満了され、次のプロジェクトに直ぐに配属となる場合には正社員、契約社員の違いはありません。しかしプロジェクトとプロジェクトとの間に本人の希望と会社の配属にアンマッチが生じた場合には空白期間ができることが稀にあります。この空白期間に給料が発生するか否かが大きな違いとなります。
正社員の方は外勤に関わる手当を除く給料が発生しますが、契約社員の方の場合には、プロジェクト終了後から次のプロジェクトが見つかるまでの給料については補償されません。
契約社員の方の場合は、プロジェクト単位での契約という認識で、プロジェクト終了と同時に契約が一旦終了するということになります。事実上契約終了ということになりますが、次回のプロジェクトが予定されている場合にCSOから召集されますので、完全なる退職とは若干異なるかと思います。
その他の違い
★退職金制度がある企業の場合には契約社員の方は制度が適応されません。
★契約社員の方も健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険等の基本的な社会保険については完備していますのでご安心下さい。
コントラクトMRの年収
コントラクトMRの年収は前職年収、年齢、経験によって差はあるものの、平均的には500万円~800万円(基本給)となっています。
またCSOの一般的な給与構造は、基本給(年俸制や月給制)に営業日当、住宅補助(住宅手当や借上げ社宅制度)を加えたものとなっており、一部の企業ではインセンティブとして年に1回業績賞与を支給している企業もあります。
未経験からMRになる方の場合には、400万円~500万円が平均的な年収となります。未経験の方の場合の給与構造は基本的に経験者の方と同様基本給に営業日当や住宅補助、インセンティブというような形となりますが、これはMR認定資格を取得するまでの期間となります。MR認定資格取得後につきましては、資格手当が支給される場合が多く、年収にしますと20万円~30万円程度の年収UPに繋がります。勿論、経験者の方の場合には入社時からこの資格手当が含まれています。
□未経験者の年収比較
★28歳 独身 扶養なし 東京勤務(家賃7万円)の方の場合
■A社
基本年収:350万円(12分割)
営業日当:2,500円/1日×20日×12ヶ月
借上げ社宅制度有(8割):56,000/月×12ヶ月
認定資格合格後:20,000/月×12ヶ月
理論年収:5,012,000円
■B社
基本年収:450万円(12分割)
営業日当:1,500円/1日×20日×12ヶ月
地域手当:11,000円/月×12ヶ月
インセンティブ(通常業績):約40万円
住宅関係無し
理論年収:5,392,000円
■C社
基本年収:360万円(12分割)
営業日当:60,000円/月×12ヶ月
住宅手当:30,000円/月×12ヶ月
認定資格合格後:40,000円/月×12ヶ月
理論年収:5,160,000円
上記3社を比較した場合、営業日当、住宅手当、借上げ社宅、インセンティブ等、収入の項目に違いはあるものの、それほど大きな金額の差が発生しないことがご理解いただけると思います。
※借上げ社宅制度は会社負担分を収入として考えた場合となります。
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