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循環器領域でのMRを目指す方
スペシャリティ・専門領域
循環器領域は、患者さんの数、疾患の数、薬剤の数どれをとっても非常に多い領域だと思います。その為、幅広い知識、経験等が強く求められる領域であり、MR活動を行っていく上で基礎となる領域と言えると思います。
循環器領域のMRを目指す方は、活動内容をポイントに探すと求人が探しやすいと思います。
循環器領域における転職のポイント
転職市場では、循環器領域の採用について下記のようなことがよく求められています。
循環器領域のMR経験者はもちろん、その他の領域の方も比較的幅広く応募できる傾向があります。中でも競合品やジェネリック医薬品などから競り勝ってきた経験を持っている方、その勝ち方に自分流の工夫や努力を惜しまず粘り強く活動されてきた方などを求めています。
この領域は、大学病院や基幹病院、開業医、最近では調剤薬局に至る全ての医療機関に対して柔軟に対応できる方が向いていると言えます。
また、特に開業医担当のMRの方であれば、医薬品卸との企画や協働経験なども問われる場合もあります。
その他では、病診連携や地域連携に関わった経験や、講演会、研究会の企画・実施経験、普段よく行っている説明会など、担当施設ごとに若干片寄はありますが、このような点を面接では問われることが多いようです。
領域概要
全身の血管と心臓に関わる疾患で、高血圧、心臓疾患、動脈硬化、高コレステロール血症、成人病など心臓の病気や、血圧、血管に関わる疾患を対象とした領域です。その為、他の専門領域と比較して、疾患の多さ、薬剤の種類の多さが特徴です。
プライマリー領域と呼ばれることも多いです。
採用事例
35歳男性(MR経験12年)外資系製薬メーカー プライマリー領域担当(200床以下)
MR経験、循環器領域が豊富で、且つ開業医をメインとした担当であったことから、卸施策、卸との関係構築なども得意。また、競合、ジェネリックが多く参入している高血圧症の薬剤を扱ってこられ、独自の勝利方法で勝ち抜いてきた点が評価され採用に至る。