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製品データ2012年度
役立ち情報
ここでは、国内外の製剤セールスのランキングを整理してみました。
日本と世界の傾向の違いをご覧下さい。
製品データについて 目次
- Chapter01 「2012年度 国内医薬品売上高 」»
- Chapter02 「薬効別シェア推移(2000年vs2005年vs2011年) 」»
- Chapter03 「2012年度 国外医薬品売上高 」»
2012年度 国内医薬品売上高
順位 | 製品名 | 企業名 | 薬効分類 | 売上高 (100万円) |
前年比 |
1 | ディオバン(単剤)※ | ノバルティス | ARB | 108300 | -9.9% |
2 | プラビックス※ | サノフィ | 抗血小板剤 | 102100 | 17.2% |
3 | ブロプレス(単剤) | 武田薬品 | ARB | 99300 | -11.3% |
4 | オルメテック(単剤) | 第一三共 | ARB | 78300 | -3.2% |
5 | モーラステープ群 | 久光製薬 | 鎮痛・消炎 | 77678 | 3.1% |
6 | ジャヌビア※ | MSD | DPP-4阻害剤 | 74393 | 41.2% |
7 | レミケード | 田辺三菱 | 抗リウマチ薬 | 73500 | 10.9% |
8 | アリセプト | エーザイ | アルツハイマー | 72400 | -33.1% |
9 | タケプロン | 武田薬品 | PPI | 69100 | -9.7% |
10 | リュープリン | 武田薬品 | 抗がん剤 | 66000 | -2.7% |
出典:IMS 医薬品市場統計
2012年度の医薬品売上TOP10を見ると、上位4製剤が循環器領域の製剤で、まだまだ市場をリードしているのが伺えます。
しかしながら、上位10品目中6剤が前年割れと苦戦しているのも気になります。要因としては特許切れで後発品とのシェアの分け合いが挙げられます。
中にはMSDの「ジャヌビア」の様に昨年比4割増しもあるという現象も起きています。
同剤は糖尿病治療薬では、最新のDPP-4阻害薬であり新世代の薬剤であることも、大きく伸長した理由の一つです。
次年度がどのように順位が変動するか、注目されます。
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