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経験者MR

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経験者MRの転職について

この数年で製薬業界を取り巻く外部環境は急速に変化しています。
実際MR経験者(現役MR)の転職市場において、製薬メーカーの求人は総じて減少傾向にあり、外部採用に際しては専門性がより求められ採用基準が非常に高まっています。
しかし、企業によっては新規事業部立上げや日本法人の新設等でまとまった人数を採用するケースも定期的に出てきていますので、それらの採用タイミングを逃さずに希望の企業へ入社するためには日々の情報収集や事前準備が大切です。

志望している企業の採用が始まった時は、出来るだけ早いタイミングで応募されることをお薦めします。
近年、複数の企業が早期退職制度を実施している背景もあり、転職市場には若手からベテランの方まで非常に多くのMR経験者がいらっしゃいます。採用枠は限られていますので、熾烈な競争を勝ち抜かなくてはなりません。一般的に募集開始直後は採用スペックをそこまで絞っていないことが多いため、出来るだけ早期に面接に進み内定を勝ち取ることをお薦めします。募集後半になると希望勤務地が埋まっていく可能性が高まるだけでなく、企業の目線もよりシビアに選考を行っていくため、内定を取ることは困難になる傾向が高いです。応募タイミングも非常に重要ですので、転職コンサルタントとご相談の上、タイミングを逃さずに転職活動を進めてまいりましょう。

MRとしてキャリアアップ、生き残っていかれる方は、ご自身を客観的に冷静に分析することが出来、 実績・活動についてご自分なりの勝ちパターンを持っている方です。
これまでの活動を振り返り、自身の強み・弱みを明確に認識することがとても重要です。
現在では、企業側のMRに 対する考え方も変化してきており、重要な戦力としてコントラクトMRのニーズが高まりCSOでの採用活動も活発化しています。
ご自身のライフスタイルや目的に応じて、ご自身にフィットした転職先を見極めてみてください。

経験年数による有利・不利

募集要項には応募条件として、MR経験年数2年以上、または3年以上と表示されている場合が多くございます。
ただし求められる経験年数は年齢とのバランス・兼ね合いによって大きく変わります。
仮に、MR経験が2年半程度だったとしても、 年齢が25歳(すなわち新卒でMR)であれば書類選考を通過できるケースもあります。 一方いくら年齢が若くても、MR経験が1年程度では書類通過の可能性はほぼありません。MR認定試験に合格していても同様です。
MR経験者はMR資格を保有していることは基本前提なので、MR資格が有利に働くことはありません。むしろMR資格を有していない場合は応募する資格に達していません。
企業によってはMR経験年数の基準を厳格に運用するところもあります。
そうした会社の場合、「MR経験年数」は「研修期間を除いて実際にMRとして現場で活動してきた年数」 を指すことが一般的です。
また、経験年数は基より、ご経験値の中身である経験領域や担当製品、担当施設や薬審・病診連携の有無、実績等、専門性やスキルを特に重視して選考が進められています。

希望勤務地について

転職時に初任勤務地の希望が叶ったとしても、MRである以上将来的には転勤があります。
選考時に勤務地希望まで考慮されない募集も多く、入社後に勤務地が決定することも少なくありません。
ただし、企業によって、またその時の募集背景・タイミングによって異なりますので、求人の中には事前に募集勤務地がわかることもあります。
応募前にはわからなくても、多くの募集ではオファー時に勤務地が決定していることが一般的です。(入社後の決定となることも往々にしてあります。)
一般的に首都圏・関西圏は希望される方が多いエリアであり、募集があっても競争率が非常に高くなります。これらのエリアを希望される場合には、応募企業からみて特に欲しいと思われる人材である必要があります。
経験領域やKOLとの人脈・スキル等、ご自身のMRとしての能力を磨いておかなければなりません。
それでもいずれかのタイミングで転勤は不可避となるため、MRとしてキャリアを形成していくうえでは勤務地には柔軟に対応していくことが必要となるでしょう。

過去に応募した企業への再応募について

新卒採用とMR経験者のキャリア採用では、選考基準が異なります。
キャリア採用の場合には、MRとしてこれまで培った経験(実績、活動内容等)が選考の主な判断基準となります。新卒時とは全く異なる要素で判断することになりますので、通常、新卒で応募した会社への 再応募は可能です。

また、MR経験者として過去に応募したことなる企業へ再応募する時には注意が必要です。
応募領域が異なれば選考基準が異なるので再応募が可能なケースが多いですが、過去の面接時に企業文化にマッチしないという評価を受けている場合には再応募を受け付けていただけないケースもあります。
過去1年以内に同企業の同領域の募集に応募する場合には、再応募を受け付けていただけない企業がほとんどです。最初の応募から2年~3年経過すれば、キャリアや経験値が追加されスキルアップしている可能性が高まるため、面接に進みオファーとなる例も多々あります。
既応募歴のある企業に再応募される際は、転職コンサルタントにもその旨をお申し出いただきご相談なさってみてください。