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中枢神経系領域(CNS領域)でのMRを目指す方

  • スペシャリティ・専門領域

cns_img01中枢神経系の領域はこの数年、事業部制、領域制などが敷かれ、オンコロジーや自己免疫疾患同様、専門領域分野のひとつとして展開している企業が増加しています。
また、一般的な診療科よりもむしろ精神科や神経内科、メンタルクリニックなどへの集中した訪問を行う為、中枢神経系領域の経験者を積極的に採用する傾向があります。
その為、この領域では、担当施設や領域経験を活かした転職で成功される方が多くいます。

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中枢神経系領域(CNS)における転職のポイント

転職市場では中枢神経系領域の採用について下記のようなことがよく求められます。
ここではペイン(疼痛)を除いた中枢神経系について記載させていただきます。
多くの企業が中枢神経領域の経験者に絞って採用を行っています。しかし、中枢神経領域の薬剤を取り扱った経験として、睡眠導入剤を少し経験がある!という方や、自社製品に中枢神経系の薬剤があり、主力ではなく、他の製剤のPRのついでや、依頼があった場合にMRとしての説明をしに行くといった形での携わり方をされてきたMRの方は応相談となる場合があります。
ここで言う中枢神経領域は、大学病院や基幹病院を中心とする他領域とは若干違い、精神病院や神経内科、メンタルクリニックなどに対しての活動経験を持っている方となります。
その為、精神科では、パニック障害や双極性障害、統合失調症やこれによる激しい精神障害、認知症、小児においては注意欠陥・多動性障害(ADHD)、ダウン症、小児鬱病など
また、神経科ではアルツハイマー病、パーキンソン、多発性硬化症、てんかん、偏頭痛、睡眠障害などに深く携わってきたMRの方が対象となると言えます。
勿論全ての経験は必要ありません。このような疾患の1つ、2つ以上の経験があれば応募可能と言えます。

中枢神経領域の求人は人気があります。その理由を実際にMRの方にインタビューした一部を紹介したいと思います。
他の薬剤に比べて患者さんに合わせた細かい投与量の提案を行う(投与量のさじ加減の提案)ことで治療への参加している感じが強い。(テーラーメイド医療的な感覚)
また、活動としても医師と症例ベースでしっかりと話し込みができ、MRとしての職責を全うしている感じが強いなど。MRとして医療に介入している感が強い領域という印象ですね。

中枢神経系領域(CNS領域)の概要

大きく分けて、精神科、神経科、疼痛の3点が挙げられるかと思います。
精神科は精神疾患を専門に扱う診療科で、不安や抑うつ、不眠、幻覚、幻聴、妄想などです。そして神経内科では主に脳神経系や筋肉の疾患を扱い、脳血管障害やパーキンソン病などが代表的なものです。
最後に疼痛については、癌性疼痛や糖尿病性の神経障害による神経障害疼痛などが主なものとなります。

採用事例

外資系製薬企業に勤務の32歳の場合

大学病院の経験はなかったが、担当エリア内にある精神科病院の担当経験を持つ。また、メンタルクリニックなども担当経験があり、この領域の医師との関係構築を得意としていた。医師への処方提案や説明会の積極的な活動が評価され、中枢神経系の疾患、薬剤は転職により変更となるが、OPD (One Patient Detailing)が高く評価され、採用に至った。