製品データ
ここでは、国内外の製剤セールスのランキングを整理してみました。
日本と世界の傾向の違いをご覧下さい。
■2010年度国内医薬品売上高8.png)
出典:IMS 医薬品市場統計
2010年度の医薬品売上TOP10を見ると、ほとんどが循環器領域の製剤である事がわかります。
その中で、中枢神経系の「アリセプト」が1,000億円越えと検討が光ります。
ただ上位製剤には既に特許切れに突入しているものもあり、次年度以降の順位に影響を与えるものと思われます。
■薬効別シェア推移(2000年vs2009年)

出典:厚生労働省
上の図は、その年に販売された製剤を薬効分類に分け、それを集計しそれぞれの構成比を高い順に並べたものを2000年当時と2009年度で比較したものです。
1位は循環器官用薬で変わらず、年々微増となっています。「高血圧」「高脂血症」を初めとしてこの疾患の比率は当面上昇傾向かもしれません。
大きく変わったのは中枢神経が2位となっており、消化器系や抗生物質製剤がダウン、アレルギーがTOP10入りしているところです。現代病である精神系疾患やアレルギー鼻炎等が順位を押し上げている傾向が分かります。
■2010年度国外医薬品売上高
出典:セジデム・ストラテジックデータ株式会社
世界での売上に目を向けると、国内とは傾向が異なり、TOP10のうちの5品目が癌や関節リウマチを適応としたバイオ医薬品(抗体医薬品)で占められているのが特徴です。ただ、欧米では薬価が高い同製剤における薬剤費高騰を回避すべく、低分子/化学合成の製剤はジェネリック医薬品に切り替える施策が進められています。
国内にこの波が来るのか、今後注目されます。














