ジェネリック医薬品業界の動向
ジェネリック市場
2011年度現在、日本の医薬品市場は薬価ベースで約8兆8,500億円となっています。
ジェネリック医薬品の占める割合は金額ベースで約8%、数量ベースで約20%です。政府も2012年度までに数量ベースで30%以上を目指していることから、今後急速な伸びを示すと思われます。
ジェネリック企業トレンド
国内ジェネリック企業がまだまだ上位を占めていますが、興和テバ株式会社(180億円)と大洋薬品工業株式会社(514億円)の統合によりテバ製薬株式会社(694億円)が本格的にスタートすることから、日医工株式会社に次ぐ企業となり、外資系ジェネリック企業として上位に初登場することとなります。また、サンド株式会社とニプロファーマ株式会社が戦略的提携をしたことにより、日本のジェネリック市場にも外資系の参入が本格化してきています。
売上上位5社のMR人数及びMR一人あたり生産性
※日本ジェネリック製薬協会加盟企業
ジェネリック医薬品への注目度
2011年11月1000億円を超える市場を
持つ、「塩酸ドネベシル」(先発品名:アリセプト錠)、「アトルバスタチンカルシウム水和物」(先発品名:リピトール)もジェネリックが収載され、ジェネリック専業メーカーのみならず、内資系開発メーカーも参入。また「ロラタジン」(先発品名:クラリチン錠)では大手外資系開発メーカーの参入も見られることから今後もジェネリック医薬品への注目が高まる一方です。
ジェネリック医薬品の転職動向
MR活動の現場においては、過去には先発医薬品のMRは病院中心、開業医・ジェネリック医薬品のMRは開業医中心とそれぞれの市場に合わせた活動が求められてきました。現在では、大学病院を始めとしてDPCを導入している施設が増え、ジェネリック医薬品のMRの活動内容は価格交渉から情報提供へと変化してきています。
ジェネリック医薬品のMRも薬剤部から医局までをしっかりとおさえた活動をしていかなくてはならず、「ジェネリックは低価格」というだけではスムーズな導入が難しくなっています。このような活動の変化の中で、転職市場においても変化が起きています。
現在ではジェネリック医薬品のMRにも病院をマネージメントする力が求められており、実際に病院担当経験豊富なMRの方が採用されるケースが増えています。














