面接を突破するためのポイント(面接合格への道) | MRの転職・求人・募集・採用ならMRの転職専門サイトMRdeR-エムアールデアール-

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面接を突破するためのポイント(面接合格への道)

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転職における最大のヤマ場「面接」

履歴書・職務経歴書の準備も整い、応募書類も無事通過。
これまでの全ての準備は面接で自身を売り込むまでのイントロダクションです。

一般的にMR職の職務経歴書において
・転職回数
・担当施設規模
・担当領域
・MR認定資格の有無
などが募集基準を満たしている場合には、「面接での突破力」が転職の成功を決める重要なポイントとなります。
面接を成功させるためには、まず「面接官が確認したいポイント」の把握が大切です。
まずはそのポイントについてご説明いたします。

こういう点が面接で確認される!面接官の注目ポイント!

中途採用では新卒の面接とは違い、「即戦力を求めている」ということをまずは認識しなければなりません。
即戦力と一口にいっても「同じ仕事をしている」だけでは即戦力とは言えません。
ポイントは様々ですが、

1. 環境の変化にとらわれず実際の活動面で再現性を持っているか
2. MRとしての戦略的思考を持っているか
3. 医師、コメディカル等医療従事者及び医薬品卸との関係構築能力
4. 入社後、自社の文化にマッチするか
という事を備えている事によって、始めて「MRとしての即戦力」が成立いたします。

1. 環境の変化にとらわれず実際の活動面で再現性を持っているか

MR職では転職により、担当エリア、担当施設、担当領域などが変化することが多くあります。
また、これらの変化を求めキャリアアップを目的に転職活動をされている方も多いと思います。
新しい会社で即戦力として活躍していただくには、これまで成果を上げ続けてきた経験・活動がそのまま活かせる場合もあれば、全くゼロからのスタートとなる場合もあります。
そこで重要なことは、仕事の環境が変わってもこれまでの活動の強みを活かして能力を発揮し、成果を出せることを「面接官にイメージさせる」ことにあります。

・これまでの経験の中で、異動、転勤などで担当エリアが変更となっても安定的な成果を出し続けることができているか
・前任担当者の遺産ではないか
・前任担当者が良好な関係を構築し市場が安定し、採用間際での引き継ぎで自身の能力以外の力による結果を自身の成果として捉えていないか
→自らの工夫により成し得た実績であることが、面接での「成功事例」として認められる内容となります。
再現性もただ「同じ行動」で「同じ成果」を求めているものではなく、「担当エリア」や「担当施設」に応じて変化を察知し、そのニーズにあった工夫を凝らし、自身の能力で何度でも成果をあげることができるかということです。
また過去の成功体験も大切ですが、更に新しい工夫にチャレンジし続け、新しい成功体験を増やし、TOPに応じて使い分ける柔軟性も求められます。
同じ成功法のみを繰り返している場合には再度自分自身を振り返りどのような成功体験があるのかをよく振り返ってみて下さい。

2. MRとしての戦略的思考を持っているか

MRのミッションは担当施設に自社製品を扱って頂く事です。
全ての施設に足繁く通い、信頼を勝ち取り、採用に結びつけることが出来れば一番よいのですが、残念ながら全ての医療機関にこのような活動を行なっていたのではMRの数はとても足りません。

開業医ならこの手法もひとつかもしれませんが、決して効率的とは言えません。

そこで「如何に早く」「効率的に」「最大限の効果」を得るか、を考える事が戦略的思考となります。
このような思考を持って行動出来ている方であればエリアを安心して任せられますし、戦略を無視し行き当たりばったりの施策を行う方では処方活動が進まないばかりでなく、顧客からの信頼を失墜するリスクが生まれます。
そういう意味でキャリア採用では、この「戦略性」の有無/強弱が合否に大きく影響を与えるファクターになると言えるでしょう。
そこでまず大事なのは、任されたエリアを「どのような市場にしていきたいか」を考えることです。
いわば「ゴールの設定」です。
ゴールに到達するために、各施設、担当エリアにおいてどのように攻略することが効率的に最大限の効果を引き出せるのかを常に考えながら活動しなければなりません。
例を上げると、下記の様な活動があります。

・市場分析をしっかりと行い、院内なら誰がKEYなのか、エリアなら誰がKEYなのかを把握し、採用に影響力のある人物に対し早く接近、波及効果をもたらすことを常に意識した活動
・病院攻略と開業医、調剤薬局攻略の見極めを行う事
→病院はMRの力が強いですが、開業医、調剤薬局はMSが強いケースが多い(各施設によってMSの強弱もあります)ため、MSのマネージメントが開業医、調剤販路を制するといっても過言ではありません
・エリア戦略としては医師のグルーピングを行うことで座談会、研究会を発足させ、影響力のある医師にも参加頂くことで、一度の説明会で最大限の効果が期待できます

3. 医師、コメディカル等医療従事者や医薬品卸(MS)との関係構築能力

ここでいう関係構築とは単にコミュニケーションがとれる人ではなく、
「担当先が変化しても短期間で関係構築を図ることができ、他MRよりも深く入り込むことができる」
など相手のニーズを的確に把握できるかどうかを指します。

的確なニーズ把握による「的を射た情報提供」及び「効率的な面談」ができていることが大事なのです。
これらの情報交換は医師、コメディカルといった医療従事者のみならず、医薬品卸(以下MS)との関係構築にも必要であり、特に開業医市場ではMRとMSの連携が更に重要になります。

面接中の質問で、自身の強みや普段心がけている点として「コミュニケーション」とお答えになる方も多いと思います。
しかしながら、実際にコミュニケーションについては面接官が面接全体を通して感じ取る場合が多く、面接の中で質問に対する回答が質問の意図を捉えず的外れな回答を繰り返していてはコミュニケーション能力に懸念を持たれてしまいます。

MRの方は普段、医師との面談では、医師からの質問、伝えなければならない点を端的に伝えていらっしゃると思います。
面接だからと言って説明が長くなり、結果面接官が一番聞きたい点について結論が出ない場合、コミュニケーション能力は不十分と判断されてしまします。
面接も医師との面談同様、質問の意図を的確に理解し、結論をレスポンスよく回答することが重要です。
面接という限られた時間で面接官に関係構築能力をアピールするには面接全体を通して面接官の意図を把握し、回答することで気持ちいい会話が成立することです。

入社後、自社の文化にマッチするか

自社の文化にマッチするかというのはとても大切です。
企業は単に能力の高い人というだけでは採用しません。
やはり「長期的に活躍してもらえる人物」なのか、「将来マネージメントなども任せ会社のためになる人物」なのかどうかも判断しています。
折角採用に至っても1年、2年で退職されては中途採用の時間も労力も無駄になってしまうからです。
特に、
・転職回数が多い方
・ある年数で定期的に転職を繰り返している方
・直近の仕事が短期の方
などは懸念を持たれやすいです。

では転職回数が少なければいいのかというとそうではなく、転職理由によっては懸念を持たれてしまいます。
各社の転職理由は明確且つ納得性のあるものでなければなりません。
転職理由が会社や上司、評価制度などへの不平不満である場合、このような理由はどの企業に転職しても時間が経てば起こり得ることであり、ネガティブ要因と捉えられてしまいます。
不平不満を訴えるだけではなく、上司などへ相談し自分なりに改善を図るよう努力をおこなったことや、その結果どうだったのかを見定め、「外の環境に求めることが最善策であった」という根拠に結びついていることが大切です。

面接対策はA・ヒューマン

面接を受けた方からの多くの情報をもとに、A・ヒューマンではきめ細かな面接対策を行っています。
キャリアの棚卸から好まれる伝え方に至るまで、面接に必要な準備をサポート致します。

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